新規事業開発プロジェクト

三鷹駅前再開発プロジェクトに、
西荻窪のコワーキングカフェ。
メッセが新領域に挑戦できる理由。

PROJECT STORY #01

三鷹駅前再開発プロジェクトに、
西荻窪のコワーキングカフェ。
メッセが新領域に挑戦できる理由。

毎年のように新事業・新プロジェクトが発足するメッセ。
新しいことが始まる裏側では、誰がどのように動いているのか。
どんな苦労を乗り越えているのか。
手触り感たっぷりのエピソードも踏まえて語ってもらいました。

Project Member

専務取締役

宮本 茂

SHIGERU MIYAMOTO

マーケティング課
数値分析責任者

須藤 康夫

YOSUO SUDO

マーケティング課
次長

島村 勝雄

KATSUO SHIMAMURA

CHAPTER 01

三鷹駅の再開発プロジェクト。
モデル店舗となるような主要施設を企画中。

茂:三鷹市が推進する再開発プロジェクトである「三鷹駅前地区再開発基本計画」。開発と保全の均衡を保ちつつ、回遊性とにぎわいを創出し、成熟した都市にふさわしい質的向上を図るということを目的にして、三鷹駅周辺の約17ヘクタールのエリアの再開発が行われている。このエリアの一角でメッセの新規事業がはじまっている。メッセは開発の一部を担うことになるので、三鷹市の描くビジョンをインプットすることがまずは大前提。こどもの森(仮称)構想に代表されるように、子育てしやすい街、緑豊かな街といったビジョンにふさわしい施設を作ろうと動いています。

勝雄:もちろん再開発事業にはさまざまな企業・テナントが入るので、うちだけじゃないんですよね。他の企業のモデルとなるような目玉施設を作ってほしいというのが三鷹市からの注文。ハードだけでなく、サービス、アイデア、さまざまな角度から新鮮でユニークな施設を目指さなくてはいけないというのは、なかなか高いハードルですね。

茂:どうせやるなら、一番を目指したいよね。世界一。狭いエリアで一番だと、小さな工夫で終わっちゃうけど、世界一を目指すとなると、ちょっとやそっとの工夫じゃ足りないわけで。全然違った発想をしようとか、大胆なことも考えるようになるじゃない。そういうのを、メッセの当たり前にしたい。メッセが得意な温浴施設をもっと進化させて、世界一のサウナをつくるとか。

勝雄:茂さんはよく「世の中の世界一をお手本にしよう」と言いますよね。たとえば、世界一のローストビーフと言われているロウリーズとか。なぜ世界一なのか、自分なりにウォッチして考えて、吸収しようよと。お客様はやっぱり新しいもの、楽しい何かを求めているんだということは日々実感します。

CHAPTER 02

イメージと実態は違う?
データ分析から見えてきた、三鷹のリアル。

康夫:僕はデータ分析を担当しています。世代別の人口や世帯収入など各種データを引っ張ってきたり、近隣駅とどう違うのか比較したり。日中このエリアにどのくらい人通りがあるのかといったデータが欲しくて、いいツールないかと探していたところ、KDDIさんのスマホGPS位置情報サービスがあると知って、専務に提案して導入しました。どんな人が何時にどこを通っているのかということが道路ごとにわかるツールなんです。

茂:康夫さんは大手金融の内定を蹴って入社してくれて、2年目から調査・分析・マーケティングの領域のことを担当してくれてるんだけど、こうした新しいツールを見つけたり、これまでになかった新しい視点をもたらしてくれるのが頼もしい。

康夫:データで見るとイメージと実態が違ったりすることも発見できるんですよね。三鷹を調査する中で不思議だったのが、ファミリーが住んでいると言われているわりに、駅前でファミリーを見かけない、ということ。調べていくと、買い物は吉祥寺に出かけていて、通勤するお父さんだけが三鷹駅を使ってるケースが多いということでした。これはヒントになるなと。

茂:その情報とかを参考にお父さんを集めたいのか、親子を集めたいのかでも、変わってくるよね。このプロジェクトも5億くらいを想定していたけれど倍くらいかかるかもとも思うし、柔軟に進めたいよね。

勝雄:何をするにしても、メッセはアジャイル開発的な方法が多いですね。西荻のコワーキングカフェをオープンした時も、茂さんがどんどんアイデアを出してくれるので、上から順番に優先順位をつけつつ進めたら、スピードが遅いと指摘されたこともありますね。3つ目、4つ目のオーダーも同時並行でくるので、追いつかないのですが、いつも「期待されている以上のものを出すぞ」という気持ちでやっています。

CHAPTER 03

考えながら走る。走りながら考える。
アジャイル開発が、メッセの基本。

茂:YouTube番組づくりにチャレンジした時期もあったね。勝雄さんが作ってくれた一発目の動画がけっこうよくて、このレベルでやるならもっとちゃんとやろうよと僕がリクエストして。ハードル上げすぎた(笑)

勝雄:チャレンジ精神というか、「やってみよう精神」をメッセは大事にしているよね。西荻のコワーキングカフェ開業のときもそう。新規事業って、やることが無限にある。そもそもパチンコ事業って、基本的に毎週新装開店するじゃないですか。その常識が染み付いてるから、カフェも毎週何かを刷新していて。こっちの常識ではありえないんですよね。PDCAを回すことに慣れてるから、みんな自然とやれちゃう。知らないうちに鍛えられてるんだなって実感しました。ポータルサイトに「接遇のレベルが高い」と書かれていて嬉しかったですね。誇りに思っていいと思う。

康夫:地域の方々が豊かな人生を送ることができる街づくりに貢献したいですね。メッセは中央線沿線の駅前に店舗を構えていますが、それぞれの街には個性があるんですよね。おなじように見えるけど、全然ちがう。地域の一部を担うことで、地域そのもののブランド力向上につなげることができたらいいですね。そういえば、サウナ室内では黙浴をお願いお声がけをしているんですが、そのお願いをしている姿に感動したとコメントをくださったお客様がいて。一生懸命な背中を見てくださってる方がいるんだなと思って、背筋が伸びました。

茂:他の店舗でもあったよね。女性のスタッフが路上喫煙の人を注意していて、もしよければ店内の喫煙スペースでどうですかと。それを常連さんが見て「メッセの社員さんはさすがだよね」とわざわざ言いにきてくれたこともあった。

勝雄:作業をなくして、人間にしかできないことをしよう。お客様にきいて、具現化するのが僕らの仕事なんだと。こうした考えが浸透してきている実感があるかも。

康夫:基本的にメッセの社員って、みんなやりたいことがありますよね。こういうもの作りたいとか飲み会とかでも話題になるんです。それぞれ、得意なこととかバックグラウンドも違うんですけど、僕はみんなの夢の実装をサポートしたい。けっこう突拍子もないこと言う人もいて、それが面白いんですよ。たとえば、メタバース。デジタル空間とリアルってどう融合できるかとか。メタバースの課題は手触り感が感じられないことだと思うんですけど、シミュレーションゲームの延長で実現できないかとか。そういう夢の話を仕事仲間とできるってやっぱり楽しいです。

CHAPTER 03ある1日の流れ

須藤 康夫の1日のスケジュール

08:00
出社/朝日報集計
08:30
営業数値・商圏・SNS調査
09:30
メール返信およびパートナー企業様対応
11:00
マーケティング部ミーティング
12:00
未来戦略会議
12:30
分析事項の整理
13:00
エリアマーケティング会議
14:00
休憩(食事・サウナ)
15:00
データ分析
16:00
資料作成
17:00
退勤

島村 勝雄の1日のスケジュール

08:00
朝礼参加/ エリア店舗にて部下面談
09:00
メール確認及び対応
業務スケジュール確認(TODOリスト作成)
09:30
新規事業プロジェクト会議
10:00
営業部幹部会議
11:00
マーケティング部会議
12:00
昼食
13:00
エリア会議
14:00
翌日以降の会議資料作成(CA)
15:00
部門毎の営業企画推進活動企画立案、デザイン確認
17:00
退勤(自社サウナ堪能)
18:00
自社カフェにて仲間と一杯
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