メッセ武蔵境店プロジェクト

コロナ禍を乗り越えて
最速V字回復。
武蔵境店の成長物語。

PROJECT STORY #01

コロナ禍を乗り越えて
最速V字回復。
武蔵境店の成長物語。

2019年12月に期待の大型複合施設としてオープンしたものの、
3ヶ月後に新型コロナウイルス流行で2ヶ月間の店舗閉鎖に追い込まれた武蔵境店。
V字回復を遂げ、100億規模の店舗に成長するまでの道のりについて、
土地の取得・開発、店舗の運営など、当時関わったスタッフが奮闘の裏側を語ります。

Project Member

専務取締役

宮本 茂

SHIGERU MIYAMOTO

武蔵境店 勤務

大平 健

KEN OHDAIRA

開発課 課長

今井 智仁

TOMOHITO IMAI

CHAPTER 01

人と人が近い。だから速い。
メッセのプロジェクト開発スピード。

智仁:武蔵境駅前に大型の駐車場があるのは知っていました。僕は出店候補地をウォッチすることが習慣になっているのですが、駅前にここまで広い土地があるのは珍しいんです。メッセの店舗を作れるチャンスがあるとわかったのが2017年の春。土曜日だったのですが、すぐに茂さんに電話。土地の所有者を調べて、直接コンタクトをとりました。

茂:交渉はいかにオーナーさんが提示する条件をクリアすることが肝なんだけど、同時にスピードも大事。休日であっても社長も副社長も集まって会議。巨額の投資であっても即断即決できる体制は他社にないメッセの強みだと思う。

智仁:僕としてはこんなに大きな店舗を作って本当に集客できるのかという懸念もありました。台数は500台が限界だというのが僕の見立てだったのですが、茂さんはもっといけると。建物も1階のみの平屋建てを考えていたのですが、茂さんがもっともっといけると。

茂:どうせやるなら、チャレンジしなきゃ面白くない。大型店舗を作るとそれだけの収益も見込めるけど、それ以上の何かを創造したいと。複合施設にしようというアイデアが出てから、計画も広がったよね。結局台数としては900台で、漫画喫茶とフィットネスも作ろうと。

智仁:アミューズメント施設じゃなくて、居場所を作ると考えたら広がりましたね。僕は漫画好きなので漫画喫茶のイメージはすぐに湧きました。もっといい居場所にするにはと考えると、健康も欠かせない要素だと思った。だったら、フィットネスだろうと。実は、スーパーを検討していた時期もありましが、スーパーは居場所というより、忙しく通り過ぎてしまう場所になってしまうよねと。同時に賃料交渉も担当しました。数十億の投資なので損益計算もシビアです。でもプレッシャーが大きすぎて、プレッシャーを感じるゆとりすらなかった(笑)。だからこそオープンした時は嬉しかったですね。

CHAPTER 02

コロナ禍、2ヶ月間の閉鎖。
水面下での奮闘、挽回のシナリオ。

茂:現在は100億を超える店舗に育った武蔵境店。ところがオープンして3ヶ月、コロナで休業要請が出た時は、どうなることかと思いました。この先いつまで続くのかという漠然とした不安。賃料交渉など、できることは動きました。こんな時だから、勉強しようと社員は自宅で自主学習。僕は出社して経営計画の立て直しに必死でした。

健:僕が内定者アルバイトとして働き始めたのが、ちょうど休業明けの頃。店舗の賑わいに圧倒されました。「メッセの店舗はキレイだから、感染対策もしっかりしているだろう」とお客様に信頼していただいているんだなと実感しました。メディアの取材もきたりして、どのように対策しているのか他社のお手本になったところもあります。人が集まる場所が不安な時期に、こんなにお客様が来ているのはうちだけじゃないかと思っていました。

茂:そうだよね。休業明け、お客様の戻りが早くてメーカーさんにびっくりされました。こんなにお客様が多いのはメッセさんだけですと言われて。他社が何とか6割戻ったと言われている時には、メッセは8割以上は戻っていたよね。

健:現場では、換気、アルコール消毒。オペレーションのマニュアルも作って、徹底しましたね。スタッフの検温も全員欠かさず毎日実施。でも特別なことをやっているという感覚はなくて、これまでやってきた接客接遇の延長なんだと先輩たちもおっしゃってて。コロナだから特別対応というわけではなく、普段から徹底してやってたのがメッセなんですよ。

茂:メッセの社員のすごいところは、やる時はしっかりちゃんとやること。入り口、出口もたくさんあったけど、決められたドアのみにするとかね。ズルしない。バカ真面目にやる。この真面目さは、いざという時に強みになるんだと実感したよね。

健:先輩方が僕にもどんどん意見を求めてくれるんですよ。「アルコールスプレーはどこに置く?」「店内のどこを定期的に消毒する?」とか。マネージャーに提案して採用されるとモチベーションが上がる。次はどんな提案をしようかなと、PDCAを回すことが癖づいた気がします。メッセの店舗は毎週どこか変わっている。改善スピードがすごく速いですね。

CHAPTER 03

仕事が、人を育てる。
人の成長が一番のメッセの財産。

健:武蔵境店で働いたことで、自分から意見を言うことの大切さを学びました。一人ひとりの前向きなスタンスが、お客様からの信頼にもつながっている。だから、店を開けたらすぐに来てくださる。主体的に動き出すと、責任感も生まれます。他のメンバーがメキメキ成長している姿も見られるので、もっとやらなきゃと背筋も伸びる。メンバー同士が刺激を与え合うのが一つのメッセらしさだと思います。あと普通の会社って社員同士を苗字で呼ぶと思うんですけど、メッセでは智仁さんや茂さんなど上下関係なく名前で呼ぶ社風も精神的な距離の近さに繋がっていると思います。

智仁:僕自身は店舗を作るところまでがミッションだったのですが、こうして仲間がしっかり育ててくれている様子を見ると嬉しいです。当たり前のことですが、いいハードを作っても、運営がよくないと長続きしませんから。そもそも、メッセは壁がないから意見が言いやすい。すべてが速い。土地の取得に関しては基本的に他社との競争なんです。武蔵境も3社の競合だったけど、他社が「上長に確認します」といって数日置いている間に、うちは当日や翌日返事ができるんです。近さは速さ。強みだと実感することができました。

茂:僕もみんながしっかりやってくれるから、自信を持って攻めの戦略を選択できる。年齢やキャリア関係なくフラットに協業できる風土、これからもみんなで育てていきたいよね。

CHAPTER 03ある1日の流れ

大平 健の1日のスケジュール

14:30
出勤、午前出勤者からの引き継ぎ確認
※午後出勤の場合のスケジュール
15:00
朝礼(目標・1日のアクションプラン共有)、情報伝達
15:15
景品・備品発注、LINE・HP更新
16:45
チームメンバーとの面談
17:00
休憩
17:30
接遇・清掃・会員進捗確認、実施
19:00
休憩
19:30
遊技台検査等の書類作成
21:30
データ確認、データ報告、店舗閉店作業
23:00
現金確認、機械設備確認、終礼(振り返り、翌日アクションプラン作成)
23:30
退勤

今井 智仁の1日のスケジュール

08:00
メール、社内依頼確認及び対応
業務スケジュール詳細計画登録
09:00
机上調査(権利関係)
09:30
新規事業プロジェクト会議
10:00
机上調査(法令、法人、周辺環境、不動産価額)
11:00
新規事業や新規出店候補地に関する投資回収試算等
12:00
昼食休憩
13:00
部下と面談及び週次会議
14:00
金融機関や不動産関係パートナー企業様面談
15:00
現地調査や地主様訪問
17:00
退勤
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